keigo_fujii’s diary

いつも眠い

文化!文化!文化!

なんだかよくわからんけど、春らしい。なんで季節が回るのかもよく分かっていないんだけど、確かに今日は暖かい。SNSは気温が上がったり下がったりで一喜一憂、他に何か無いのかよ。まあ、無いよな。
200円で頭がバグってスゥッと眠れるが、肝臓にジリジリとダメージを与えてきそうな高アルコールの缶酎ハイとか、月額400円払えば、一本あたりの制作費が何十億円のドラマを観まくることができるアマゾンプライムビデオとか、そういう恩恵に依って文化的で最低限度の生活を営み、どうしようもなく金に余裕の無い休日は電車にも乗れず、誰とも会えずに、自宅近くの公園をブラブラ歩いたり図書館で大して興味の無い本をペラペラめくったりする。違法の“村”なんて行かなくても充分なんとか文化をやっていけるだろ。
東京で音楽を、バンドをやってるからには少なからずはこれからの文化を担う責任がある、と思っている。というのも俺は運良く選ばれた人間だからだ。“俺は才能がある”とかそういう話をしたいわけじゃない、人並みより少し音楽を聴いてきて少し発信する能力がたまたまあっただけだ。基本的に人生をやっていく能力は無く、社会性は終わっているし、全体的にやりたくないことばっかりですべてがむいてなさすぎる。それでも音楽だけはなんとか飽きずに10年くらい続けてるんだよね。「白鳥の下で」というバンドを通して多くの人に音や言葉とかに触れてもらえている。俺の性格上の問題が大きいんだけど、なんだか自分がアウトプットするものに無責任ではいられなくなってしまった。時代が求めている発信されるべき言葉や音を鳴らしていたい。俺は2018年のバンドがやりたい。モラトリアムはいつか終わる。自信を持って責任を持ってバンドをやっていくのでこれからもよろしくね。

それでも世界が続くならワンマンライブ、ぶっ壊しアクトを終えて

誰も傷つけたくないし、誰も傷つかないで欲しいなっていつも思っている。だけどそれは無理で、今この瞬間でも最低な人間に心の優しい誰かが傷つけられて、泣いているって事実が辛くて仕方がない。
2月11日、俺たちは“それでも世界が続くなら”のワンマンライブでぶっ壊しアクトとして25分間演奏させてもらった。東京で、満員のライブハウスで、ほとんど誰も俺たちのことを知らない200人以上のお客さん達の前で演奏するのは少し怖くて、ビビりながらステージに上がったんだけど、歌いはじめたらそんなことどうでもよくなってみんなの目を一人一人見ることができた、真剣に聴いてくれているんだなって綺麗な目から伝わってきて嬉しかったな。
楽屋に戻ったら、それせかの篠塚さんはただ一言「最高だったよ」って言ってくれて「ありがとうございます」って言ったけど、「当然だろ」って思っちゃった、もちろん最高のライブができたからね。終演後には本当にたくさんの人が俺たちのCDやライブのチケットを買ってくれた。
俺たちはひとつも間違ってなかった、こんな素敵な場所で演奏できた恩を返さなきゃいけないからまだまだ頑張りたいな。
生きている限りは誰も傷つけたくないなんて無理だし、傷つけられることだってきっとあるけど、それが嫌だなってずっと思っていたい。それでも世界が続くならのメンバーやファンの方々に声をかけていただいてみんな、優しすぎて損ばかりして傷ついてしんどいよなってなんとなく通じ合えた気がする。優しい空間が好きだ、嫌なことばっかりだ、良いことなんて全然無い、クソみたいな人間ばかりで吐き気がする。
でも、それでも、世界が続くなら、俺はゲロ吐きながらでも生きていくしかないよなぁ、だってちゃんと素敵な人達はいて、その人達と言葉で、音楽で通じ合いたいと思えているから。それが確認できた日だった。2月11日はいろんな人に感謝ばっかりしていた日でした。この場を借りてあの日関わっていただいたみんなに感謝を伝えたいです、ありがとうございました。

 

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【2018.2.11 下北沢club Que】

それでも世界が続くなら ワンマンツアー「静かなる反撃」ツアーファイナル

ワンマンぶっ壊しアクト「白鳥の下で」

photo 小野正博(@ono308 )

 

2月11日

あなたは何の為に生きている?と尋ねられてすぐに答えられる人間はあまり多く無いのではないかと思う。俺はバンドを続けるために生きているのかな(少なくとも今はそんな感じだ)。褒められたいとか評価されたいとかって思わない事もないけれどそれが全てではなくて、聴いてくれる人の心が少しでも楽になって欲しいとか、メンバーが楽しんでくれたりだとか、そういう事を一番大切に思っている。あとのことは正直殆どどうでもいい。善とか偽善とかもマジでどうでもいいんだけど、俺は誰かのためになりたいとか、生きていく助けになりたいとかそういうことを思ってしまうし、すぐに口に出してしまう。それはエゴで、押し付けで、あんまり良くない事だよなぁって思う。長々と書いてしまったけど結局人は自分の為にしか生きられないんじゃないかなって思ったりもする。だから俺は自己満足の世界で音楽を、他人を、愛していたい。あなたのために歌える曲なんて、本当は無いから、みんなが自分の為に生きて欲しい。欲を言えば、少しでもそんなあなたの素敵な人生に関係を持ちたいけどね。

「それでも世界が続くなら」というバンドのワンマンライブにぶっ壊しアクトとして出演が決まった。ぶっ壊しなんてたいそうなことはきっとできないだろうな。とても尊敬しているバンドと一緒にステージに立てることがとにかく嬉しい。良いライブがしたい、という気持ちがあるだけだ。
それでも世界が続くならの楽曲、「スローダウン」を弾き語りでカバーした。メッセージ性の強い彼らの曲をカバーすることは少し勇気が必要だった。きっとこういう機会でも無ければしなかったよ。



彼らのファンの前で演奏ができるのが楽しみだ。俺は自分の歌を、自分の為に歌うから、あなたはあなたのために俺たちの音楽を聴いて欲しいな。

 

2/11(日)下北沢CLUB Que

"それでも世界が続くなら 東名阪ワンマンツアー2017-2018「静かなる反撃」~東京最終日:ワンマンツアーをぶっ壊せ"
それでも世界が続くなら –oneman-
ぶっ壊しアクト> 白鳥の下で/SILVERTREE
OPEN 17:15/START 18:00
ADV.¥3,500/DOOR.¥4,000 [1D別]

チケット予約は“白鳥の下で”HPメールフォームからも受付中です。

白鳥の下で Official Web

 

意味のないこと。

明けましておめでとう。明けましても変わらない俺と生活。うだうだ生きてたら新年明けてもう2週間以上が経ってしまった。年始は実家に帰り、親とも碌に話さずチャットモンチーのトリビュートアルバムに応募する曲のミックス作業をした、面白い作品ができたと思う。機会があればネットにアップしたいな。あとは中学時代の友人達と酒を飲んだりした。女の子達が大人のお姉さんっぽくなってて良かった。ホントに良かったな。あとは…NetflixSHIROBAKOというアニメを観た。アニメ製作会社で制作進行として働く女の子が主人公のアニメだ。アニメをつくるアニメっつーことでメタ要素がメタメタにあって、こんな複雑な構造なのに面白く見せられるなんてアニメってすごいなって思った。泣きの要素もあってまんまとボロ泣きしてしまったよ。“泣きの要素”ってなんかいやらしい言い方だな。

今日は低気圧か?頭も痛いし体がいうことをきかない。夜まで予定が無いので映画でも観に行こうかと思っていたのだが、ダラダラと布団の上で1日を過ごしてしまう。雨も降りだした、最悪。薬には頼りたく無い。プルームテックという加熱式タバコ?の機器を知人から譲り受け、使用している。紙巻きのタバコはしばらく吸っていない。健康への害が紙巻きタバコに比べてかなり少ないらしいんだけどいまいちよく分からん。基本的にいつもダルいし。でも匂いがほとんど出ないのは良い、部屋の中無限に吸ってしまうのでコスパ的にはあまり良くないけど。なんだこのブログは。何の意味があるんだ。人生に意味なんてない。この文章にも何の意味もない。無理やりにでも人生に意味をつけて生きなければ果てしなく長いだけでくそつまらない。無理やり笑おうよ。もうひと眠りします。

 

頑張らなきゃいけないよなんて、誰も言ってない。

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寒くて寒くて無理で、漠然と消耗して疲弊する日々とともに暦は進み、なんとか今年も終わりを迎えられそうだ。寒いから無理だなぁって思うけど、無理なのは寒いからではないのだろうとも思う。じゃあなんで無理なのかというと、とにかく無理だから無理なんだよな。

動物に果物や魚を献上する遊びに飽きはじめたところで今度は動物を高く高く積みあげるとに没頭している。こんなことを続けていても何にもならない、でもちょっと楽しいか。こんな生活を続けていても何にもならない、でもなんだかんだ楽しいよ。
来年のライブとか、音源のリリースもなんとなく決まっていて、ワクワク、とまではいかないけどそれなりに充実しているのではないか?思えば今年1年は結果的に充実していたのかもしれないな。バンド活動を本格的にスタートさせ、色んな人に出会った。良い人も嫌だなぁと思う人もいる中で、自分を見つめ直すこともできた。こんなことを書いているとそんなにポジティブだったか?と思われるかもしれないけど、俺は周りの人間に恵まれていて運がいいし今のあんまり(今までよりは)虚無っぽくない生活も自分の力で選び抜いたもので、そこに関しては少し自信がついた。頑張らなきゃいけないよなんて誰も言っていないのに、よく頑張ったよな、誰にも褒められはしないから自分で褒めておくよ。たまには皆も自分で自分を褒めてあげるといいよ、俺が褒めてあげてもいいんだけど、褒めて欲しいなんてなかなか言えないものだからね。
去年の今頃、来年の目標(今年のことだね)に「もっと人に迷惑をかけよう」と定めてみた。苦しいときは誰かに頼ろうみたいな意味合いもあるんだけど、思い返してみると去年より今年は色んな人に迷惑をかけたかもしれないな。ごめんなさい、ありがとう。
来年の目標は「日差しを浴びよう」かな。

1st mini album 「SWAN」について

白鳥の下で
2016.10.05 release
1st mini album 「SWAN」
1.ホワイトアウト
2.春が回る
3.忘却サマー
4.光が消えるまで
5.fall

2016年春、リードギターのササキショウヘイとドラムのタイユウヒに声をかけ「白鳥の下で」を結成した。
この2人とは以前、「サーチライト」というバンドを一緒に組んでいたことがある。
2013年にそのバンドは解散し、俺は暫く弾き語りでのライブ活動をしていた。
その時の自分の音楽との向き合い方、精神状況やもう一度バンドを組もうとした経緯等の話は
長くなるので割愛。もう一度バンドを組むことがあれば、俺はこの二人とやりたいとずっと思っていた。
バンドでのライブ活動を始める前にCDを作りたいと思いがあり、
サポートベースにシライシアユミを加えた四人体制でその後すぐにレコーディングに取りかかる。
「SWAN」に収録されている殆どの曲(M2,3,4,5)は弾き語りをしていた時代に制作し、
既にライブでも披露していてたことや、バンドアレンジ風のdemoを既に作っていたこともあり、
楽曲制作はスムーズに進行した。ギターとボーカルは予算の都合上セルフレコーディングで、
録音の際には頭に思い描く表現がなかなかできず苦労したことを覚えている。
サウンドはゼロ年代下北沢的ギターロックを敢えて意識した、若い子が聴いたら古臭いとか思ったりするのかな、逆に新鮮だったりしたらいいな。それと、ギターをなるべく重ねない様にした。俺たちの最初の作品は何となくそうすべきだと思った。

M1 ホワイトアウト

ホワイトアウト

ホワイトアウト

  • 白鳥の下で
  • J-Pop
  • ¥200

この曲だけがバンド結成後に作った曲で、俺は初めての音源の一曲目に決意表明がしたかった。
「僕が必ず迎えに行くから」≪必ず≫なんて言わなくてもいいのに敢えて使ってしまう。
いつだって俺は繊細で傷つきやすいあなたに手を差し伸べたい。バンドを組んだ理由でもあり覚悟を込めた、助けたいだなんて、全ての人間にはなかなか思えないけれど、こうして俺が歌うことができるなら俺はコレを歌いたかった。

M2 春が回る

春が回る

春が回る

  • 白鳥の下で
  • J-Pop
  • ¥200

この曲が好きだと言ってくれる人は多い。シンプルなコード進行だし、俺なりの王道ギターロック的な作りだ。イントロのギターリフはとても気に入っている。明けない夜は無いとか止まない雨は無いとか常套句の様に使われる台詞があんまり好きじゃなくて、先の事なんてやっぱり分からないし今が全部なんじゃ無いかって思いたいときが多い、そんな感じな歌詞ばかり書いちゃうんだけどね。この曲は今のメンバーでいつか再RECしたいな。

M3 忘却サマー

忘却サマー

忘却サマー

  • 白鳥の下で
  • J-Pop
  • ¥200

三ツ矢サイダーのCMソングみたいな曲が作りてぇ、確かそんなイメージで制作した。
コーラスパートはシライシアユミに歌ってもらった。彼女の歌声はすごく素敵で、あのコーラスによって楽曲に甘酸っぱいような情景に立体感が生まれた様に思う。
忘れてしまうことはとても怖くて寂しいけど、忘れることで救われたり生き易くなることだってある。
夏は季節の中で一番好きだ、ノスタルジーを感じやすいからね。

M4 光が消えるまで

光が消えるまで

光が消えるまで

  • 白鳥の下で
  • J-Pop
  • ¥200

女性視点の歌詞が書きたかった。どうしようもならない関係性で終わってしまう恋は美しい。
女性の恋バナを聞くのが好きで、興味深いエッセンスをどんどん曲に使ってしまう。みんな俺に恋の悩みを話してくれ、俺は西野カナになりたいんだ。

M5 fall

fall

fall

  • 白鳥の下で
  • J-Pop
  • ¥200

弾き語り時代のライブではセットリストの最後に歌う事が多い曲だった。バンドでのアレンジに迷いはなく、曲が持ってる要素を存分に引き出した音像に仕上げられたように思う。これ以上は無いくらいジメッとした内向的な歌詞なのにサウンドは爽やかさがある対比が面白いと思う。
「透明な傘とお互いの弱さを広げて、見せ合ったときの安心に溺れてしまった」という歌詞が気に入っている。
愛は狂気を孕んでる、と常々思っている。それでも俺は愛しか歌いません。

 

こちらから聴けます。

 spotify

SWAN by 白鳥の下で on Spotify

iTunes StoreApple Music

https://itunes.apple.com/jp/album/swan-ep/1315536831

 

私の孤独は私にしかわからないのよ

冬の電気代節約の為、電気毛布というものをインターネットショッピングで購入した。想像以上に快適で、家にいるときは殆ど、それを敷いた布団から出られない状態になってしまった。ポカポカの布団にくるまりながら眠たい眼でPCの液晶を睨み、変な姿勢で音符を打ち込んでクリエイティブに陶酔を気取る、腹が減ったらせめて健康的なものをと常備しているバナナやヨーグルトを胃に入れ、デカくて喉に引っかかりそうなマルチビタミンを一錠飲み込む。だいたい最近はずっとこんな感じで、世間は街中で仮装をしたりしている時期らしい。年末が近づくたびに「今年の1年は早かったな〜」なんてお決まりの台詞で笑い合う。本当は1年が短いことなんて皆気づいてる。今年の冬も寒くなりそうだね。冬は毎年寒いんですけど。

 

11/23(木・祝)下北沢THREEにて、
ダムランドというバンドと共同企画を開催します。
素敵で楽しいアーティストを集めたので本当に楽しみだな。俺が1番楽しみにしてるよ。

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