keigo_fujii’s diary

いつも眠い

1st mini album 「SWAN」について

白鳥の下で
2016.10.05 release
1st mini album 「SWAN」
1.ホワイトアウト
2.春が回る
3.忘却サマー
4.光が消えるまで
5.fall

2016年春、リードギターのササキショウヘイとドラムのタイユウヒに声をかけ「白鳥の下で」を結成した。
この2人とは以前、「サーチライト」というバンドを一緒に組んでいたことがある。
2013年にそのバンドは解散し、俺は暫く弾き語りでのライブ活動をしていた。
その時の自分の音楽との向き合い方、精神状況やもう一度バンドを組もうとした経緯等の話は
長くなるので割愛。もう一度バンドを組むことがあれば、俺はこの二人とやりたいとずっと思っていた。
バンドでのライブ活動を始める前にCDを作りたいと思いがあり、
サポートベースにシライシアユミを加えた四人体制でその後すぐにレコーディングに取りかかる。
「SWAN」に収録されている殆どの曲(M2,3,4,5)は弾き語りをしていた時代に制作し、
既にライブでも披露していてたことや、バンドアレンジ風のdemoを既に作っていたこともあり、
楽曲制作はスムーズに進行した。ギターとボーカルは予算の都合上セルフレコーディングで、
録音の際には頭に思い描く表現がなかなかできず苦労したことを覚えている。
サウンドはゼロ年代下北沢的ギターロックを敢えて意識した、若い子が聴いたら古臭いとか思ったりするのかな、逆に新鮮だったりしたらいいな。それと、ギターをなるべく重ねない様にした。俺たちの最初の作品は何となくそうすべきだと思った。

M1 ホワイトアウト

ホワイトアウト

ホワイトアウト

  • 白鳥の下で
  • J-Pop
  • ¥200

この曲だけがバンド結成後に作った曲で、俺は初めての音源の一曲目に決意表明がしたかった。
「僕が必ず迎えに行くから」≪必ず≫なんて言わなくてもいいのに敢えて使ってしまう。
いつだって俺は繊細で傷つきやすいあなたに手を差し伸べたい。バンドを組んだ理由でもあり覚悟を込めた、助けたいだなんて、全ての人間にはなかなか思えないけれど、こうして俺が歌うことができるなら俺はコレを歌いたかった。

M2 春が回る

春が回る

春が回る

  • 白鳥の下で
  • J-Pop
  • ¥200

この曲が好きだと言ってくれる人は多い。シンプルなコード進行だし、俺なりの王道ギターロック的な作りだ。イントロのギターリフはとても気に入っている。明けない夜は無いとか止まない雨は無いとか常套句の様に使われる台詞があんまり好きじゃなくて、先の事なんてやっぱり分からないし今が全部なんじゃ無いかって思いたいときが多い、そんな感じな歌詞ばかり書いちゃうんだけどね。この曲は今のメンバーでいつか再RECしたいな。

M3 忘却サマー

忘却サマー

忘却サマー

  • 白鳥の下で
  • J-Pop
  • ¥200

三ツ矢サイダーのCMソングみたいな曲が作りてぇ、確かそんなイメージで制作した。
コーラスパートはシライシアユミに歌ってもらった。彼女の歌声はすごく素敵で、あのコーラスによって楽曲に甘酸っぱいような情景に立体感が生まれた様に思う。
忘れてしまうことはとても怖くて寂しいけど、忘れることで救われたり生き易くなることだってある。
夏は季節の中で一番好きだ、ノスタルジーを感じやすいからね。

M4 光が消えるまで

光が消えるまで

光が消えるまで

  • 白鳥の下で
  • J-Pop
  • ¥200

女性視点の歌詞が書きたかった。どうしようもならない関係性で終わってしまう恋は美しい。
女性の恋バナを聞くのが好きで、興味深いエッセンスをどんどん曲に使ってしまう。みんな俺に恋の悩みを話してくれ、俺は西野カナになりたいんだ。

M5 fall

fall

fall

  • 白鳥の下で
  • J-Pop
  • ¥200

弾き語り時代のライブではセットリストの最後に歌う事が多い曲だった。バンドでのアレンジに迷いはなく、曲が持ってる要素を存分に引き出した音像に仕上げられたように思う。これ以上は無いくらいジメッとした内向的な歌詞なのにサウンドは爽やかさがある対比が面白いと思う。
「透明な傘とお互いの弱さを広げて、見せ合ったときの安心に溺れてしまった」という歌詞が気に入っている。
愛は狂気を孕んでる、と常々思っている。それでも俺は愛しか歌いません。

 

こちらから聴けます。

 spotify

SWAN by 白鳥の下で on Spotify

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