keigo_fujii’s diary

いつも眠い

それでも世界が続くならワンマンライブ、ぶっ壊しアクトを終えて

誰も傷つけたくないし、誰も傷つかないで欲しいなっていつも思っている。だけどそれは無理で、今この瞬間でも最低な人間に心の優しい誰かが傷つけられて、泣いているって事実が辛くて仕方がない。
2月11日、俺たちは“それでも世界が続くなら”のワンマンライブでぶっ壊しアクトとして25分間演奏させてもらった。東京で、満員のライブハウスで、ほとんど誰も俺たちのことを知らない200人以上のお客さん達の前で演奏するのは少し怖くて、ビビりながらステージに上がったんだけど、歌いはじめたらそんなことどうでもよくなってみんなの目を一人一人見ることができた、真剣に聴いてくれているんだなって綺麗な目から伝わってきて嬉しかったな。
楽屋に戻ったら、それせかの篠塚さんはただ一言「最高だったよ」って言ってくれて「ありがとうございます」って言ったけど、「当然だろ」って思っちゃった、もちろん最高のライブができたからね。終演後には本当にたくさんの人が俺たちのCDやライブのチケットを買ってくれた。
俺たちはひとつも間違ってなかった、こんな素敵な場所で演奏できた恩を返さなきゃいけないからまだまだ頑張りたいな。
生きている限りは誰も傷つけたくないなんて無理だし、傷つけられることだってきっとあるけど、それが嫌だなってずっと思っていたい。それでも世界が続くならのメンバーやファンの方々に声をかけていただいてみんな、優しすぎて損ばかりして傷ついてしんどいよなってなんとなく通じ合えた気がする。優しい空間が好きだ、嫌なことばっかりだ、良いことなんて全然無い、クソみたいな人間ばかりで吐き気がする。
でも、それでも、世界が続くなら、俺はゲロ吐きながらでも生きていくしかないよなぁ、だってちゃんと素敵な人達はいて、その人達と言葉で、音楽で通じ合いたいと思えているから。それが確認できた日だった。2月11日はいろんな人に感謝ばっかりしていた日でした。この場を借りてあの日関わっていただいたみんなに感謝を伝えたいです、ありがとうございました。

 

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【2018.2.11 下北沢club Que】

それでも世界が続くなら ワンマンツアー「静かなる反撃」ツアーファイナル

ワンマンぶっ壊しアクト「白鳥の下で」

photo 小野正博(@ono308 )