keigo_fujii’s diary

いつも眠い

ハッピーになれたら

漠然とした“死”や“破滅”などへの憧れがあって、ほんの最近までは、そういうものを心の拠り所として生きていたような気がする。ところが今、環境や様々な外的要因によってその拠り所が消失してしまったように思う。客観的に見ればそれは良いことなのだと思うべきだと言う人もいるのかもしれないが、そんなに人生は単純明解なものではない。生きていこうと想うことが正しいのか素晴らしいのか、などということは誰にも計れない。今、目の前には“生活”があって、何を着て出かけようか、夜はなにを食おうか、洗濯機を回さなきゃならん、などの雑多な思考で頭は精一杯。何年後、何ヶ月後の話なんてもちろん明日の話をすることだって本当はしんどい。みんなはうまくやれているか?ギリギリの暮らしの中でも美しいものは見られた?生きていて良かったと、思ったことがある?世界と自分、心と体が酷く乖離しているような感覚に襲われることがよくある。そして俺は確かに昔とは変わってしまっている。20代前半の頃はミヒャエル・ハネケラース・フォン・トリアーなど暗くて重いテーマを撮る監督の映画作品を好んで観ていたのだが、今は頭を空っぽにして見られるコメディードラマやアニメばかりを視聴している。フィクションの世界くらいハッピーなやつがいい。最近観て良かった映画は「若おかみは小学生!」です。よろしくお願いします。

f:id:keigo_fujii:20190505212738j:image