keigo_fujii’s diary

いつも眠い

“苛立ちながら過ごした日々が懐かしいのです”

ROJACKの一次選考の投票期間が終わりました。投票してくれた皆様、本当にありがとうございました。年末の幕張メッセで開催されるカウントダウンジャパンに出演したいという気持ちはもちろんありますが、そんな事よりも色んな人に投票したよ、と報告していただけたことが何より嬉しかったです。このオーディションのおかげではじめて「白鳥の下で」の音楽を聴いてくれた人がいるのも嬉しい。余談ですが、バンドの紹介ページに掲載する、アーティストからのメッセージの欄に投稿をしたところ、冒頭にブログと同じような感覚でツラツラと毒にも薬にもならないような自分語りを書いたら、なかなか反映されず、その部分を削除して投稿し直したところすぐに投稿が反映されました。オーディションに関係の無い内容は運営が判断して掲載を見送る場合があります、との注意書きがありました。文字数オーバーだったと信じたいです。この後自分語り入ります。

暑いんだか寒いんだかよく分からん毎日が続いている。今日も肌寒いんだろうなとパーカーを羽織って外出したら暑くて汗だくになった。季節の変わり目はいつも服装を間違える、周りの人間はあんまり間違えないっぽいので自分は何かどこがが欠落しているんじゃないのかなと考えてしまう。完璧な人間なんてのはもちろんどこにもいないわけで、みんなどこかしら弱いところや隠したいやましい気持ちなんてものを抱えて生きているんだろう。俺は人間のそういうところを見たり聞いたりするのが好きで(歪んだ癖のようにも聞こえる)、それで安心してその人のことをすごく大切に思えたりする。引き換えに自分の弱いところを見せるのは凄く苦手なんだけど、それは昔からずっとそうで、自分が悩みとか思想とかを打ち明けることに酷く嫌悪感があった。恥ずかしかったってのがでかい。だから俺は歌詞を書いてそれを歌うことで心に溜め込んだわけのわからんぐちゃぐちゃの感情を発散させようとしていたのかも。自分の性格や性質は死ぬまで変わらないものだなんて信じ込んでいたんだけど、20代の半ばにもなるとなんだか全然昔の自分と変わってしまったことに気がつく(前回の記事にも少し書いたかな)。流れていく年月はやっぱ凄い。忘れることは凄い。色んなことを忘れていこう。酒飲むとたまに泣いちゃう。でも次の日にはあんまり何で泣いてたのかもあんまり覚えていない。君の悩みも5年後にはどうでも良くなっちゃってるかもしれないので試しに生きてみて欲しい。何事にもイラついていた青い時代が長くて、まあ今もイライラするようなことはたくさんあるんだけど比較的穏やかに暮らせていると思う。大抵のことは許せるし(自分のことも含めて)、“愛”とかって使わなかった言葉も日常的に使うようになった。まさにラブ&ピース、どんな理由があっても戦争は絶対良くない。誰も傷つかないでくれ。花粉症もゼロにしてくれ(花粉だけは本当に恨んでいる)。
今日は10月10日(日付変わっちゃったので正確には昨日)、今から13年前の今日、日比谷野外音楽堂で行われたsyrup16gというバンドのライブ映像が収められたDVD「遅死10.10」という作品がある。中学生の頃からsyrup16gに激ハマりし、なんちゃってニヒリズム、達観したフリ、かっこいいでしょ!?で生活していた当時の俺はこのライブDVDが大好きで当時から何度も何度も再生している。本当は幕張メッセより日比谷野外音楽堂でライブがしたい、日比谷野外音楽堂でワンマンライブができたらバンド辞めてもいい、ってな話は置いといて、やっぱり俺は今でもこのライブのときのsyrup16gにずっと憧れているし、最高にカッコいいと思っている。ひたすらお通夜みたいな空気が最高なんだよな。

長くなっちゃったけど最後に。
11月23日に行われる我ら「白鳥の下で」と「ダムランド」で行う共同企画ライブ。間も無く出演者等の詳細が発表されますので楽しみにしていて下さい。見に来て損はさせないイベントになります。こちらはお通夜とは真逆なハッピーな感じでやりたいね。

 

白鳥の下で LIVE

10/16(月)神楽坂 神楽音

10/26(木)下北沢MOSAiC

11/23(木・祝)下北沢THREE(ダムランドとの共同企画)